ジャミロクワイ(弥勒) 地球の緊急事態

アルバム全体のメッセージ
ほフロントマンのJay Kayは、野生動物の乱獲や自然破壊、現代社会の不平等に強い問題意識を持っており、このアルバムでは
* 人間の欲望による環境破壊
* 戦争への反対
* 教育の重要性
* 貧富の格差
* 先住民族の知恵や自然との共生
を繰り返し歌っています。
特に「このままでは地球が危機に向かう」という危機感がアルバムタイトルにも表れています。
主な曲の内容
「When You Gonna Learn?」?
* 象の密猟や森林破壊をきっかけに書かれた曲。
* 「人類はいつ学ぶのか?」という問いかけで、自然を破壊し続ける文明を批判しています。
「Too Young to Die」
* 反戦歌として知られる代表曲。
* 若い世代が争いによって命を落とすことへの悲しみと、「戦争なんて誰も望んでいない」という願いが込められています。
「Emergency on Planet Earth」
* アルバムの中心となる楽曲。
* 教育の不足、汚れた街、社会的不平等などを描き、「地球は非常事態にある」と訴えています。環境問題だけでなく、人間社会そのものへの警告の歌です。
「Revolution 1993」
* 「革命」といっても暴力ではなく、人々の意識改革を求める内容。
* 現代社会の矛盾を見つめ直し、新しい価値観を築こうというメッセージが感じられます。
1993年の作品です1993年の作品ですが、
* 気候変動
* 海洋汚染
* 格差社会
* テクノロジーと人間性
といった、現在も続く問題を扱っているため、30年以上経った今でも共感する人が多いアルバム。
踊れるのに考えさせられる作品
重いテーマを扱いながらも、グルーヴィーなサウンドに乗せているため、「抗議」よりも「希望を持って未来を変えよう」という前向きなエネルギーがアルバム全体に流れています。

ジャミロクワイ…ミロク(弥勒)が入っているお名前
「弥勒(みろく)」とは、釈迦の入滅後56億7000万年後に現れ、人々を救済するとされる「未来仏(弥勒仏)」、または現在修行中の「弥勒菩薩」を指します。
サンスクリット語の「マイトレーヤ(慈しみに満ちた者、友愛)」に由来します。
1. 弥勒菩薩(みろくぼさつ)とは現在、天界の一つである「兜率天(とそつてん)」で修行を行いながら、人々の救済の準備をしている菩薩(さとりを求める修行者)です。釈迦の教えで救われなかった人々を救う存在とされています。
2. 56億7000万年後の出現(弥勒下生)お釈迦さまが亡くなられた後、この世の仏教の教えが失われ、世の中が乱れたときにこの世に降りてくると信じられています。この未来に訪れる救済の世を「弥勒の世」と呼びます。
3. 弥勒の語源と意味古代インドの言葉で「慈しむ者」「慈愛」を意味する「マイトレーヤ」が語源です。そのため、「慈氏菩薩(じしぼさつ)」や「慈尊」とも漢訳されます。