中村宗哲氏のお話
茶の湯文化にふれる市民講座
鎌倉芸術館で開催された講座で、中村宗哲氏のお話を聞く機会がありました。
裏千家茶道
20代にはじめた裏千家茶道のお稽古は、妊娠を機に離れていました。
当時、お棗の拝見時の問答で
「お塗りは?」
「宗哲でございます。」
という会話はしていたものの、宗哲氏について知っていることは少なく、ご本人からのお話を伺えるまたとない機会となりました。
中村宗哲氏
お名前から、男性だとばかり思い込んでいたのですが、13代、その前も女性の中村宗哲氏です。
今回は豊臣秀吉の家臣であった初代から、現在までの歴史と、作品を網羅する内容でした。
13代宗哲氏は三姉妹、
12代宗哲氏も三姉妹ということで、
作風に使い勝手の良さや、普段の生活でも漆器を使えるような工夫は、女性ならではのものかもしれません。
塗師の作風に新しい風を吹かせられていて、素敵でした。
今の楽しみは、京都トレイルとのことで、山々を登り眺める京都はまた違った景色で素晴らしいそうです。