8.8.2023 玉置神社 ②
玉置神社の大日堂祭
毎年8月8日に行われる、神事と仏事が一体として執り行われる行事で、
修験者が護摩焚いて天下太平、五穀豊穣などを祈願します。
今年は、大日堂祭が始まって以来初めての荒天となり、激しい風雨の中、斎行されました。
東西南北 天地に弓矢を放ち空間を清めてから、護摩が焚かれます。
蝋燭の火を松明に移すのには時間を要したものの、護摩の炎は力強く燃えました。
雨の水と、護摩の火が共演していました。
時おり強い風が吹いたので、玉置山の大地を含めると、
火、水、風、土 という4つのエレメントが集結したような場になりました。
今年も、参列の機会に恵まれて良かったです。
昨年も今年も結界の中で参列させていただいた、大日堂祭。
呼ばれる者が訪れるといわれている所以を感じます。
仏像が1年ごとに向きが変えられるということを聞いて、2年連続で参列したいと思っていました。
毎回参列している最中は、普段の生活では得られないような、私にとっては涙が流れるような癒しと浄化を感じられる気づきがありました。
ご縁に感謝しています。
現在は令和の大改修工事中の玉置神社。
山深い玉置山に建設資材を運ぶため、各所にリフトや臨時の階段が設置中されています。