ii Ceramic Art by Calmind

谷川俊太郎 絵本★百貨展

 

 

2023.4.12-7.9開催 谷川俊太郎

絵本★百貨展@PLAY!MUSEUM

立川駅北口より 徒歩約10分 10:00〜18:00(入場17:30まで)

 

1960年代から現在まで、様々な絵本を作られている谷川俊太郎さん。

 

教科書にも載っている作品もあり、多くの方がその作品に触れてきていることでしょう。

 

私にとって印象深い作品は、詩の作品

 

『生きる」谷川俊太郎 

 

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

 

 

展覧会の紹介文にもあるように、谷川俊太郎さんは、

生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマにしています。

 

絵本『生きる』のインタビューを読んで、この絵本を10歳の息子にプレゼントしました。

ちょうど夏の季節の絵柄で、セミや帽子を子供に手渡ししているお母さんの絵が

あります。

この夏、身近な「生きる」を感じられる、素敵な絵本です。

 

谷川俊太郎さんが「よくできた詩とは思っていない」と言う代表作「生きる」は、なぜ愛され続けるのか?

 

展覧会を訪れたのは、4月末。

PLAY!MUSEUMと立川駅の道中には、小学生の素敵なメッセージが飾られていました。

 

 

 

絵本★百貨展 見るものいっぱい!読むものいっぱい!

 

谷川俊太郎作品の中に入り込んでしまうような、体験型の展示が多く、

字が読めないお子様にも楽しめる内容です。

 

音、映像にこだわり、あちらこちらに現れるひよこさん。

 

今までの200冊にも及ぶ、ことば遊び、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみが詰まった絵本を読むこともできます。

 

早い時間から行って、作品の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

絵本の世界を体験してみよう

 

 

 

 

朗読は谷川俊太郎さんご本人です 長新太さんの絵が展示の壁いち面に!
足跡、気付いたかな?いろんなところにひょっこり続く作品。子供の目線の高さで素敵♪

 

 

 

PLAY!MUSEUMについて

 

展覧会チケットとしては珍しく再入場可!

子供のペースで展覧会を楽しむことができる空間です。

赤ちゃんが寝たら、ゆっくり見にきても癒されそうです。

これからの育児の絵本選びにも役立ちそう。

 

お昼は、木漏れ日が美しいGREEN  SPRINGSでランチも良いですし、

お子様が水遊びできる階段状の滝もあります。

 

ぜひ、帽子とお着替えを持参で♪

 

また、PLAY!という名のMUSEUMだけあって、体験型MUSEUMとなっている2階もとても楽しそう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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